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あまり詳しくない方に贈る「知っておくべきフォトグラファー」新田主観選抜vol.8 全ては等価値、ニューカラー編


こんにちは。久しぶりのこちらのシリーズです。

 

ちなみに、僕が大好きなヨーガンテラーの記事を少し前に書いたのですが、

 

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ヨーガン・テラーと検索すると、

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1ページに僕のblogがでてきます笑

 

死ぬほど好きなフォトグラファーに一歩近付けた、、、ような。

 

さて今回は、

 

ステファン・ショア

 

です。

 


 

消えゆくアメリカ原風景をシリアスなカラー作品で表現するステファン・ショアは1947年ニューヨーク生まれです。

わずか6歳のときから写真や暗室作業を開始し、なんと14歳でニュ-ヨーク近代美術館の エドワード・スタイケンに写真を購入されたそうです。

17歳でアンディ・ウォーホール とファクトリーの写真を撮影、その後連続写真に取り組みます。

1971年にはメトロポリタン美術館で写真家として初個展を開催した、 驚くべき早熟なキャリアの持ち主です。

 


 

いわゆるエグルストンと同時代の

 

ニューカラー

 

というジャンルに括られる作家さんかな、と思います。

 

作品は

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このような感じです。

 

「普通じゃね?」と思う方、多いと思います。

 

ですが

 

時代背景を考えると、これはとんでもない革命だったりします。

 

まずはカラー写真が芸術として認められるのもステファン・ショアやエグルストンの時代ですし、

 

それまでは「決定的瞬間」というのを求めて素早くシャッターを切る。

 

つまり「時間を止める」「時間を切り取る」的な写真が「写真」として存在していたわけですが、

 

ステファン・ショアの写真は、むしろ「このまま続いていく時間」を撮っている。

 

始まりもなければ、終わりもない。

 

まるで彼がかつて立っていた場所に、自分もそこに立ってこの景色を見ているような錯覚に陥る。

 

あとで色々語りますが、この「ニューカラー」の作家は僕は大好きなのです。

 


 

全ては等価値である、アンチクライマックスという写真の捉え方

 

この時代のニューカラーの作家さんの写真は、

 

どこまでも写っている、つまりピントが全てに合っている、という特徴があります。

 

つまりは絞りを思いっきり絞っている、ということになります。

 

ちょっと専門用語的になりますが、おそらくf22とかそのあたりかな、と思います。

 

ということはスローシャッターになりますよね。おそらく粒子の感じをみてもISO100とかだと思うので。

 

つまり、思いっきり絞って、ISO100で、おそらくシャッタースピードは1/60より遅い。

 

この撮り方は、いわゆる瞬間を撮るような写真の撮り方とは真反対です。

 

彼の写真を見ると、「ここを見る」というよりは、「写真全体を見渡す」という見方になると思います。

 

つまり風景や事象は全て等価値である、全ての時間が決定的瞬間である、ということなのです。

 

世界を客観的に、持続していく時間と捉える写真を「アンチクライマックス」と呼んでいます。

 

この「アンチクライマックス」という捉え方は、僕の写真に対する考え方を根本的に変えました。

 

全ては等価値である、ということも。

 

あ、自分がやりたいことはこういうことかも、と。

 

で、全ては等価値、ということをファッションでやったのが

 

アンダース・エドストローム

 

なんですよねえ。こちらの方も少し前にご紹介しましたが、、

 

風景、人、服、全て平等に写しています。

 

僕もこの考え方に習って、思いっきり絞って、ISO100のフィルムで、

 

モデルも髪も服もメイクも風景も全部ピント合わせて写す、ということをやっております。

 

今はふんわりした感じの写真が多いので、僕がやっていることは真逆ですが、僕は天邪鬼なので、こっちが楽しくてしょうがないです。

 

instagramのイイネは減っていくばかりですが笑

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今回の

 

あまり詳しくない方に贈る「知っておくべきフォトグラファー」

 

いかがでしたでしょうか?

 

また色々ご紹介しますので、たまに見てくださいませ。

 

Chao!

 

 

 

 

 

 

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