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あまり詳しくない方に贈る「知っておくべきフォトグラファー」新田主観選抜vol.6 超巨匠編


2月1日より『57UNION(ゴーナナユニオン)』というオンラインサロンを沖浜健一さんと始めることになりました。
メインとなるのは今までやってきた撮影のノウハウをあますことなく公開する有料のオンラインサービスになります。
 
撮影に興味のある方、撮影が好きだけど伸び悩んでいる方、サロンのブランディングを考えている方、ぜひこの機会にご入会いただけたら嬉しく思います。
こちらでお会いできることを楽しみにしております。
 
さて今回は最強の巨匠、偉大なクラシック。
 
アーヴィング・ペンです。
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俳優でも通用しそうな優男風のイケメンですね。
 
彼が何故偉大なクラシックかと言いますと、
 
彼はシンプルなグレー、または白といった背景にモデルを効果的に配置することに成功した最初のカメラマンの一人です。
 
しかも、
 
それまでのカメラマンがスタジオの照明を駆使していたのに対し、
 
彼は窓から差し込む自然光を巧みに取り入れたのです。
 
先住民の写真を撮るときも、北向きに天窓の開いた仮設の移動式スタジオを作り、非常な効果をあげています。
 
要は、お好みの自然光が入るスタジオがなきゃ、作っちまえばいいんだろ。
 
スケール感ハンパないです。
 
師匠はといえば、『ハーパース・バザー』の著名なアートディレクター、A・ブロドビッチ。
 
彼の教えを受け絵画を志すが、『ヴォーグ』のアートディレクターだったA・リーバーマンに写真の才能を見出され、ファッション写真の道を歩み出します。
 
最初はカメラマン志望ではなかったのですね。
 
彼の撮る写真のスタイルですが、
 
20141112M10 20091008202743153 d5054070l nicole-kidman-vogue-by-irving-penn-september-2003-b
オードリーにピカソにキッドマン、、、同じ人が撮ったということにもはや恐れの気持ちすら湧いてきます。
 
グレーバックで、影の付いていない、奥行き感のある写真。
 
今でも様々なフォトグラファーに模写されつづけています。
 
オランダが生んだ、
 
「ビョーク?狂気増し増しで撮っちゃうよ?」のイネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・マタディンが好例です。
 
ちなみに狂気増し増しのビョークとは
 
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もうなんか黒魔術。
 
ちなみに赤い何かを口から吐き出しているアルバムのジャケ写ですが、
 
20150902124925
 
あとから出たCharaの新しいアルバムのジャケ写がそっくりやないか!と
 
去年の佐野さんパクリ事件のちょっと後で軽く問題になって、アートディレクターの方がボコボコにされてましたね。
 
そんなイネズの写真、
 
images-5 inez-van-lamsweerde-vinoodh-matadin-41 vogue-P-MED-CROP
 
似てます。
 
ではなぜイネズは「ペンのパクリやないかい!」と言われないのでしょうか。
 
彼女の写真はしっかりとオリジナルを確立していて、コマーシャルの分野ではもう大成功しています。
 
作風はペンの「オマージュ」ですが、「オマージュ」と認められるだけのオリジナリティがそこには存在しているのです。
 
詳しくは5月の私のトークショーにて、、、
 
 
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Chao!
 
 
 

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