Thank you and Good bye 2015

あと数時間で2015年も終わります。

 

今年はサロンワークにネクストプロジェクトに撮影にセミナーに、大変充実した1年を過ごすことができました。それを叶えてくれるのはまずいつも僕の元に髪を切りに来てくれるお客様のおかげです。

 

本当にいつもありがとうございます。

 

そして来年はサロン出店の予定もありますし、セミナーのスケジュールも少しずつ入ってきておりまして、また決まり次第お知らせさせて頂きますね。

 

今年最後のブログになりますので、撮影について自分の考え方をしっかりと書こうと思います。

 

僕がやっている撮影は、本当のように見える嘘を作り出すことです。現実に存在する人や、服や、自然を使って、「新田将行」というフィルターを通して、組み合わせて別の形に抽出し、その姿に光を当てることだからです。

 

「ナチュラル」や「リアルスタイル」というのは総じて嘘です。リアルという尻尾の生えた嘘です。なぜならどの現場でも「なるべく自然に」と言われれば言われるほど、全てのものを造り込まなくてはならないからです。

 

ですから僕は写真をたくさん撮っていますが、「この髪型にできる」などと言ったことは少なくともここ数年ありません。

instagramをはじめとする写真で構成されるSNSは、コマーシャルではなく、

「自分の世界観の名刺」として使うのが最適だからと考えるからです。

 

昔もありましたが、今でも「切ってないのに染めてないのに、スタイリングをしただけで写真を撮ってそれを自分のスタイルとしてアップするのはいかがなものか」ということを問題にする方がいます。いつも出てるサロンモデルは一緒で、毎回切るわけにはいかないわけで、難しい問題だと思います。

 

もっともな指摘であるし、初めは忸怩たる思いでみんなやっていたことであったはずですが、今では麻痺してしまっていることも否めません。

 

ですが、そういった指摘をする方にぜひ問いたい。

「では、それに代わる名案はありますか?」

代案なき否定は誰でもできます。特にこの問題はなんとなく業界を憂いている感じを演出できますし、簡単には覆せません。だからこそ、反対派の方にはぜひ「これはこうだからダメ、こうするべきだよ」という発信をして頂きたいと思います。

 

そして僕の信条は、

フランツ・カフカの「作品は、僕らの内なる凍った海に対する斧でなくてはならない」という言葉です。

 

リアルであるかよりも、クリシェでないかどうかの方がよっぽど大事です。なぜなら撮影するということは、アートワークなのですから。

 

「なんだ、またこれか」なんて思われないように、常に進化して来年も素敵な写真を撮っていきたいと思います。

 

Chao!

15,12,16-63

 

 

 

29 Dec. 2015 撮影

今朝ですが、

 

今年よく作品撮りでモデルをやってもらってる、

 

きこちゃんと撮影させて頂きました。

20151229_579 20151229_1233 20151229_5676 20151229_9802

使用カメラ Nikon D750

レンズ F1.8 28mm

主な使用アイテム makeup forever カラーパレット

 

こちらはデジで。

 

ダブルラインが来年くるのではと(ひそかな願い込みで)思っているので、
今回はブルーと白でやってみましたよん。
ちなみにデジの場合は、広角で撮って、あとでブローアップしてトリミングしてます。
20MBとかで撮ってる意味はそういうとこですよね。
クリップオンのストロボだとそんなに寄れないし、でもビューティ撮るってなると寄らなきゃいけないしね、
馬鹿高いマクロなんか買えないしね、機材重いとテンション下がるしねw
15,12,30-10 15,12,30-14 15,12,30-31 15,12,30-35
使用カメラ CONTAX G2
使用フィルム フジ スペリアプレミアム400
こちらはネガ。
ネガスキャンはトリミングとか極力やらない(やると余計荒くなる)ので、
びしっと構図を決めます。
だから望遠も持ってます(90mmの単焦点)。
なんともいえない「生っぽい」質感がでますよねーネガは。
デジにはデジのいいところがあり、
ネガにしか出せないマチエールがある。
使い分けて最高の作品を目指して参りたいと思います!
Chao!

21 Dec. 2015 撮影

先日、

 

雑誌の専属も決まって、勢いに乗りまくってる、

 

SAKURAちゃんと撮影させて頂きました。

15,12,22-75のコピー 15,12,22-79のコピー 15,12,22-81のコピー 15,12,22-91のコピー

使用カメラ CONTAX G2

使用フィルム PORTRA 400

主な使用アイテム

チーク マジョリカマジョルカ 木苺クリーム

リップ リンメル プロボカリプス310

カラーライン makeup forever 12フラッシュカラーケース

 

途中でメイクも変えたりして、5takeほど。

 

最近はネガでしか撮ってないのだけれど、ちょっとデータ待っててねと言ったら、

 

「無理!!!」と言われてしまったのでwww

 

上の写真は全てネガフィルムのスキャンですが、デジでも撮りました。(ネガも2日くらい待てばデータ送れるけどね、新田さんデータ早いから好きなのに!て言われたらデジも撮るよそりゃ)

 

15,12,21-41

15,12,21-43

撮り直しがいくらでもできる、ということと、

 

クイックフォーカスがデジの素晴らしい利点だと思っているので、多少無茶なのもいける。

 

しかしネガに慣れてしまうと、デジのあっさり感が物足りない、、、、、

 

そしてデータが重くて削らないとワードプレスさんに読み込めねってって怒られる、、

 

ネガのスキャンなら300KBくらいでサクサクだ!!

 

サンタさん、

 

僕へのプレゼントは、ぜひフィルム100本でお願いします!!!

IMG_0400

Chao!

 

Nov. 撮影

寒くなる少し前に、

 

タレントやモデルとして活躍中の、

 

金光みり愛さんと撮影させて頂きました。

15,11,17-36のコピー 15,11,17-40のコピー 15,11,17-46のコピー

花の作品、「Power of Beauty」の一番最初のモデルもやって頂いて相性抜群。

 

が、

 

この撮影のあと、NikonのF5というこの頃好んで使っていたカメラが壊れました、、、泣

 

といっても「絞り優先オート」以外はシャッターが切れなくなるというよくわからない壊れ方なので、まだまだ使い倒します。

 

15,11,17-35のコピー

主な使用アイテム

アイライン MAC ジェルライナー(ブラック)

チーク クリニーク ピーチポップ

使用カメラ

Nikon F5

フィルム

ロモグラフィー ネガティブフィルム400

 

Chao!

15 Dec.2015 撮影

先日、

 

モデルとして活躍中の

 

梶本成美さんと撮影させて頂きました。

15,12,15-61のコピー 15,12,15-64のコピー 15,12,15-68のコピー 15,12,15-77のコピー

主な使用アイテム

リップ シャネル ルージュアリュールグロス 19

使用カメラ CONTAX G2

使用フィルム ロモグラフィー ネガティブフィルム400

 

いつも意見を出し合って、自由な空気の現場です。

ありがとう!

 

Chao!

14 Dec. 2015 撮影

ちょっと前になりますが、

 

 

ViVi girlとして活躍中の、石元歩唯さんと撮影しました。

 

15,12,15-46のコピー 15,12,15-55のコピー 15,12,15-101 15,12,15-111 15,12,14-9のコピー

主な使用メイクアイテム

チーク マジョリカマジョルカ 木苺クリーム

リップ NARS トゥルーリーレッド

MAC チャターボックス

使用カメラ CONTAX G2

フィルム フジカラー スペリアプレミアム

 

もう3度目ともなると、息もぴったり。

 

パブリックイメージと少し違う石元ちゃんを撮る、というのを狙いました。

 

ありがとう!

 

Chao!

多分、これから

今月号のGINZAを読んで、

 

 

多分、これから、

 

 

「あえて写ルンですで撮りました」みたいな人が増えていく気がします。

 

 

ただ、勘違いしてはいけないのは

 

 

あえて写ルンですを使う、というのは、重層的な表現であるということだと思います。

 

 

おそらくおしゃれピーポーの間で流行っていくと思いますが、

 

 

例えばモード誌の巻頭ストーリーでとびきりいいモデルとうん十万するコートとか着て、びゅんびゅん風を受けながら、それをあえて写ルンですで撮る、みたいな。

 

90年代初頭のエディトリアルみたいな粒子の粗い感じとか今は逆にないし、ネガの浅い感じとかがレトロでおしゃれだ、という時代の流れから、あえて使う。

 

端的に言うと「豪華な人や物を使って作り込んで、あえて”ちゃちく”撮る」

 

ということをして初めて意味を持つのではないかなあと。

 

だから、

頑張って可愛くしてそれを写真に収める、という美容師さんの作品撮りにはあまり向いていないと思います。

 

 

言い方悪いですけど、普通に可愛い娘に、サロン的な「可愛い」を乗っけて、普通の服着せて、それを写ルンですで撮ったって、ただの画質の悪い写真にしか見られません。

 

 

僕は今年初めくらいに写ルンですで何回か撮りましたけど、精度は甘いし、逆光には劇弱だし、もう使わん、と思いました。

 

 

今は半分以上フィルムで撮っていますが、そこそこいいカメラじゃないと怖いです笑

 

 

豪華な人をもし撮る機会があったら、27枚撮りの写ルンですでパシャパシャ撮ってみたらいかがでしょうか。

 

 

一枚くらいは「いいかも」と思える写真に出会えるかも。

15,12,4,1

 

 

Chao!

あまり詳しくない方に贈る「知っておくべきフォトグラファー」新田主観選抜vol.4 僕のアイドル編

こんばんは。

 

今年の冬は越せないかもしれません。冷え性発動中。

 

漢方始めました、新田です。

❄︎ ❄︎ ❄︎

最新の作品「artwork5」を含む、新田の作品集はこちらから!

⇩  ⇩  ⇩

作品集

 

サロンのご予約やご相談はこちらから!

⇩  ⇩  ⇩

ここでちゃんと美容師やってますよ〜

 

美容師さん向けセミナーなどの情報をお送りするLINE@は

⇩  ⇩  ⇩

美容師さんぜひ登録してくださいね!

❄︎ ❄︎ ❄︎

さて今回ご紹介するフォトグラファーは、まさに僕の「アイドル」。なんでこんなにオシャレな写真が撮れるんだ。どんな視点を持つとこういう写真が撮れるんだ。

僕が大好きなのは、この方。

nc3bcr080805_5_18-web

赤ちゃんの方じゃないですよ。大人の方です。

 

そう、ヨーガン・テラー!!

Teller, Juergen ヨーガン・テラー

1964年、ドイツ生まれ。ミュンヘンで写真を学び、80年代初めにロンドンへ移住。ロードムービーのワンシーンのような、硬質なモノクローム・スナップで注目を集め、『i-D』『THE FACE』などのカルチャー誌で重用されるようになった。以後、ロンドン発の若手写真家の代表格として盛んにメディアで特集され、各地で写真展を開催。ラグジュアリーブランドやスーパーモデルたちであっても、自己のリアリティに引き寄せて赤裸々に、ヒューマニスティックに語りかける撮影スタイルが、90年代ファッション業界のドレスダウン・ムーヴメントを牽引した。キャサリン・ハムネットやヴィヴィアン・ウエストウッド、マーク・ジェイコブスなど数多くのブランドキャンペーンを手がけている。(金子義則)
とにかく、とにかく大好きなヨーガン・テラー。
主に彼はCONTAX G2というフィルムのコンパクトカメラ的なもので、ネガフィルムで浅く撮るのが特徴です。
ちょっと露出も飛ばし気味。適当に斜めから撮ってる感じなんだけど、必ず垂直の線とか平行の線とかどこかに入れ込んで、ずれているけど美しい構図に仕上げてしまう、僕にとってはアイドルであり、魔法使い。
CEL_Master-Presse-DP-SUM15-72dpi-15 celine_15ss_03 写真-3-67
僕のinstagramにUPしている写真のページネーションは、完全にこのあたりを参考にしています。縦写真を横フォーマットにぽんぽんと貼り付けるという。
もちろん作品にも惹かれて好きになりましたけども、
例えばモンディーノとかマリオ・テスティーノとか、いわゆるバッキバキの80`sフォト、みたいなところに「アンチ」みたいな感じで出てきたような気がるんですね。ヨーガン・テラーとか、テリー・リチャードソンとか、ティルマンスとかマーク・ボスウィックとか、、、
もちろん好きな方もたくさんいると思いますが、例えば、調べればすぐ画像でてくると思うんですが、マリオ・テスティーノの写真とかって、すっごく「真っ直ぐ」というか。真正面から撮ってるとかそういうことじゃなくて、気概というかな。
それに比べて、ヨーガン・テラー、テリー・リチャードソンとかって、まあ当時のフランスのパープルっていうファッション誌が特殊だったってこともあると思いますが、とにかく「自分の撮り方」に引っ張りますよね。
6917214791_02407c5ca1_b
ヨーガン・テラーにかかれば、シュワちゃんもこうなる。
o0700058112484446882
ビクトリアもこうなる。
(僕には)撮り方からコンセプトに至るまで、すべてが絶妙にやりすぎてないオシャレな写真に見えてしまうのだ。もうラヴである。
そして今年中に、CONTAX G2を買ってやろうと思っています笑
Chao!
15,12,1,9