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新田的考察 指揮者が違うと音楽はどう変わるのか


こんにちは。

 

 

先週クラシックのコンサートに出かけまして、

 

 

というか、意外にも僕家ではほぼクラシックばかり聴いていまして、

 

 

で、クラシック聴きに行くときって、

 

 

演目の曲を聴き込んで、ある程度予習というか、

 

 

お勉強していかないとおもしろさが半減するんです。

 

 

オケの歴史とか、そういうのも。

 

 

で、ちょうどそんな話を撮影の現場でしてたときに、

 

 

モデルさんから、

 

 

「指揮者って、いないとダメなの??」

 

 

みたいな話になって、

 

 

僕も好きになるまで、指揮者の意味ってよくわからなかったのですが、

 

 

同じオケで同じ曲目でも、

 

 

指揮者によって出る音はまったく変わってしまいます。

 

 

よく比べられる名指揮者で、

 

 

カラヤンとレナード・バーンスタインという人がいます。

 

 

カラヤンはオーストリア人で、「伝統」と顔に書いてあるような人で、

 

 

指揮をしているときずーっと目を瞑っていることで有名です。

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バーンスタインはアメリカ人で、話もおもしろくて広く愛された指揮者です。

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カラヤンは堅物で、バーンスタインは温和、

 

 

超超最高の名指揮者お二人ですが、

 

 

超ざっくりいうとそんな感じです。

 

 

楽団というのは、超一流の演奏家が集まっているわけです。(もちろん中にはそのレベルの到達していない人もいます)

 

 

その中でカラヤンは、

 

 

他人の意見なんてまったく聞かず、自分の求める音とオケが出す音が違っていたら、

 

 

何があろうとオケが悪い。何度も何度もやり直させるそうです。

 

 

それに対してバーンスタインは、愛称がレニーというので、

 

 

楽団のメンバーにも「レニー」と呼ばせて、

 

 

とにかく僕らは同じ目標に向かっていくわけだから、平等だという、

 

 

ある種「グッド・アメリカン」なタイプであったそうです。

 

 

ともすると「レニー」の方についていきたい、と考える人は多いのではないでしょうか?

 

 

しかし僕は、

 

 

上に立つ人は「カラヤン」であるべきと思うのです。

 

 

レニーは練習中も、楽員に意見を求めたりするようです。

 

 

「ここはこう思うんだけど、どうかな?」

 

 

そんなことをしているうちに、

 

 

勘違いする人も当然出てくるのです。

 

 

「レニー、ここは違うんじゃないのか」と、かるーくマエストロに意見するのです。

 

 

しかし、やはり指揮者は「マエストロ」なわけで、

 

 

「ディレクション(方向性)」はしっかり示すべきで、

 

 

その部分から意見を求め出すと、

 

 

調子に乗ってしまうものも出てきてしまうのですね。

 

 

もちろんその平等主義がいい方向に働けば、

 

 

素晴らしい音楽が奏でられることになりますし、

 

 

実際バーンスタイン指揮のCDは何枚も持っているし、

 

 

大好きです。

 

 

しかしうまくいかないと音は荒っぽくなり、

 

 

統一性がなくなってくる。

 

 

一方カラヤンは人の意見なんかお構いなし笑

 

 

練習の段階から、

 

 

「君はこうやってくれ」「君たちは今はチェロの音を聴いててくれ」

 

 

とはっきり言うそうです。

 

 

そうすることで「ディレクション(方向性)」を定めていくわけで、

 

 

音がスッと合っていくのだそうです。

 

 

レニーは「天才タイプ」だったようで、

 

 

そういう細かい仕込みはほとんどしなかったようですね。

 

 

もちろんお互いプロだから、リスペクトし合って、、、みたいな、そう意識もあったのでしょうけども。

 

 

なのでレニーの方はたまに100点、たまに60点とか、平均以下を出してしまうこともあったはず。

 

 

カラヤンは常に85点以上。「ぶれない」自分の音楽にオケをバッキバキに縛るので、、笑

 

 

僕らの仕事も、というか、わりとほとんどのことにいえると思いますが、

 

 

なんかこう、横の繋がりみたいの、「美しい」という風潮ありますが、

 

 

それは横一線に並んだ人が「超超超プロフェッショナル」なら成り立つけど、

 

 

やっぱりそこに届いていない人、技術の面でも、メンタルの面でも、

 

 

そういう人にも「君はどう考える?」みたいな意見を上の人が求めたって、

 

 

「しらねーよ俺に聞かないで!」ってなるのは至極当然でしょう笑

 

 

曲の解釈とか、棒の振り方とか、いろいろありますが、

 

 

本番までにどういう「ディレクション(方向性)」を提示して完成させていくか、

 

 

指揮者による違いはそこが一つ大きいと思います。

 

 

そりゃ、出る音も違いますでしょ。

 

 

チームをつくって作品を作っていく、

 

 

お店をつくってお客様をお迎えする。

 

 

そういうとき、

 

 

どうやって「ディレクション(方向性)」を皆に提示できるのか。

 

 

そんなことを考えながら、

 

 

シューベルトの「未完成」を聴いていたら、寝てました。

 

 

8000円の心地よい眠りでした、、、

 

 

Chao!15,6,30,hitomi-6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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